第13回森の広場市民観察会

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 2012年5月6日(日)、「第13回森の広場市民観察会」が開催されました。今年は例年にない積雪量で、事前の下見時には観察路にも残雪があり、予定日の開催が危ぶまれていましたが、それからの気温上昇などの影響で雪はほぼ消えていました。
 当日は昼頃からの降雨が予想されるため、管理棟で行われる「生き物の解説」を後回しにして、野外観察から実行されました。消雪が遅かったため、地表の環境は早春の様相で、植物の生育状況も例年よりも遅れているようでした。観察できた植物は、キクザキイチゲ・スミレサイシン・カタクリ・ミズバショウ・ヒトリシズカ・オトメエンゴサク・オオバクロモジなどです。例年だと観察できるサンカヨウはやっと蕾がついた状態でした。今年の冬は、ウサギなどによる樹木の食害が目立ち、それについての詳しい解説も行われました。
 野外観察を終え、管理棟に到着した頃から雨が降り出しましたが、スライドを使った「生き物の解説」の時間帯が一番激しかったようです。
 11:30過ぎに予定の内容を終了し、解散となりました。
 なお、今シーズンから主要な植物にネームプレートをつける事になりました。今回の観察会では準備の都合で充分な状態にはなっていませんでしたが、順次充実させていく予定です。

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第12回森の広場市民観察会

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 「第12回森の広場市民観察会」が平成23年9月11日(日)に開催されました。「秋動植物」の観察が中心です。
 当日の午前中は雨模様で特に昼頃は激しい雷雨となりましたが、観察会の受付が始まる頃より雨も上がり、終了頃には一部青空も見える天候となりました。観察路の状況も水分はあまり多く含まれておらず、歩行に支障は有りませんでした。
 13:30より受付開始、14:00より主催者挨拶・本日の観察コース紹介が有りました。その後、「クモ」に関する説明が行われ、14:30頃から野外観察が開始されました。今回は、時間的都合と空模様を考慮した関係から、東側観察路→ゲートボール広場→ミズバショウの谷→ヤマボウシの道を通る比較的短いコースとなりました。
 観察できた主な植物、ツリガネニンジン・ツリフネソウ・キツリフネ・ハンゴンソウなどの花、ヤマボウシ・ノブドウ・サンショウなどの実です。植物と昆虫の関係などの説明も有りました。動物は、ガマガエル・オオアオイトトンボ・バッタ類・コオロギ・オオカマキリなどの他、カンタンなどの虫の声も聞く事ができました。
 15:50頃、野外観察が終了して管理棟へ帰還、例年通りのスズムシのお土産を手に流れ解散となりました。なお、参加者は総勢34名でした。


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第11回森の広場市民観察会

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 2011年5月8日(日)、「第11回森の広場市民観察会」が開催されました。「広報あおもり」への掲載は、東日本大震災関係の影響で見送られました。一部へのポスター掲示のみの参加募集だったことをお詫び申し上げます。
 当日は、昼からの雨が予想される天気でしたが、受付時刻頃は晴天となり、子供数名を含む35名が参加しました。
 定刻になり主催者挨拶の後、当日に観察出来るであろう植物の説明やミズバショウの花に関する精緻な解説が行われました。野外観察を開始した直後に小降りの雨が落ちてきましたが、その後は何とか天候はおちついていました。観察コースでは、スミレ類・ミズバショウ・キブシ・カタクリ・キタコブシ・オオヤマザクラ・エゾタンポポなどの観察ができました。今春の「森の広場」の生きものの状況は、例年に比べてやや遅れ気味の傾向のようです。
 昼近くになり、雲も厚くなり、降雨が懸念されたため、終了予定よりも早く11:30に散会しました。


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第10回森の広場市民観察会

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 「第10回森の広場市民観察会」が開催されました。「秋」は例年通り、「鳴く虫の観察」が主になりました。
 13:30より受付開始。当日午前中は良く晴れていましたが、午後から雲が多くなり、雨の懸念が出てきたため、14:00より開会の挨拶と簡単なガイダンスを行った後、直ちに野外観察を行いました。
 今夏は暑い日が続いたためかどうかは不明ですが、例年になく昆虫の活動が活発な様でした。オニヤンマや各種アカネ類、モンキチョウなどのチョウ類、バッタやコオロギなどが多数見られ、参加した子供たちは虫かごいっぱいに採集していました。また、カンタンなどの鳴き声を聞くことができました。
 一方、目につきやすい植物は例年に比べ少なかったようです。それでも、ハンゴンソウ、ツリフネソウ、キツリフネ、などが咲いていました。ちょうどヤマボウシの実が真っ盛りで、多くの参加者が試食しました。
 小動物関係では、カエル類を観察できた他に、生きた「マムシ」とも出会うことができました。
 15:30頃野外観察を終え、管理棟にて「秋の鳴く虫」のスライドを見ながらの解説が有り、定刻の16:00に解散となりました。今回は、例年の「スズムシのお土産」の他に、カブトムシの幼虫も希望者にお分けしました。
 なお、今回はATV、NHKの取材があり、夕方のニュースで紹介されました。


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第9回森の広場市民観察会

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 「第8回森の広場市民観察会」が開催されました。春の観察会は植物が中心となります。
 9:30から受付が始まり、10:00から管理棟にて主催者挨拶があり、「森の広場で見られるカエルやヘビのスライド解説」も行われました。
 10:30頃から参加者約80名が四つの班に分かれて、野外観察が開始されました。今年は、春先に気温が低かったためか、やや植物の生育が遅れ気味のようでしたが、ナガハシスミレ・オオタチツボスミレ・オオバタネツケバナ・キツネヤナギなどの花が咲いていました。また、例年の観察会時期には花が終わっていることが多いキクザキイチゲなども残っていました。
 スライド解説で説明されたシュレーゲルアオガエルの鳴き声は、参加者の足音に警戒したせいか、残念ながら聞くことは出来ませんでした。(朝方は盛んに鳴いていました。)
 12時頃観察会を終了し、流れ解散となり各々家路につきました。


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第9回森の広場市民観察会のご案内

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第9回森の広場市民観察会を下記日程にて開催します。

日 時: 2010年5月9日(日) 10:00~12:00 (受付は09:30~)

参加料: 300円 (資料代・保険代として)

申し込み期限: 2010年4月30日必着

申込先: 030-0915 青森市小柳3-2-36 斎藤方 森の広場市民観察会実行委員会事務局 宛  または、 FAX 017-737-5861

 上記申込先まで葉書に「参加者氏名」・「年齢」・「住所」・「電話番号」をお書きになって郵送するかFAXして下さい。傷害保険の関係上、参加者予定者全員の「氏名」と「年齢」は必ずお書き下さい。ご家族で参加される場合、「住所」と「電話番号」を複数お書きになる必要は有りません。


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今期終了

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平成21年11月1日より冬季閉鎖になりました。平成22年は5月1日より開園予定です。

第8回森の広場市民観察会

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 当日は雨の予報が出ており、天候が懸念されていた。今にも降りそうな天気の下、野外観察会が開始された。コオロギ・バッタなどの昆虫やオタマジャクシ・エビなどの水棲生物の観察や採集などを行いつつ観察路を半周した。調整池での観察中にいよいよ空模様が怪しくなり、管理棟へ引き返すことになった。管理棟では、予め用意していた昆虫スライドショーを上映した。予定の16時に解散となり、恒例となったスズムシのお土産を持った参加者たちは帰路についた。今回の参加者は、約50名で、若い親子連れが多く、充実した観察会であった。

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