「第10回森の広場市民観察会」が開催されました。「秋」は例年通り、「鳴く虫の観察」が主になりました。
13:30より受付開始。当日午前中は良く晴れていましたが、午後から雲が多くなり、雨の懸念が出てきたため、14:00より開会の挨拶と簡単なガイダンスを行った後、直ちに野外観察を行いました。
今夏は暑い日が続いたためかどうかは不明ですが、例年になく昆虫の活動が活発な様でした。オニヤンマや各種アカネ類、モンキチョウなどのチョウ類、バッタやコオロギなどが多数見られ、参加した子供たちは虫かごいっぱいに採集していました。また、カンタンなどの鳴き声を聞くことができました。
一方、目につきやすい植物は例年に比べ少なかったようです。それでも、ハンゴンソウ、ツリフネソウ、キツリフネ、などが咲いていました。ちょうどヤマボウシの実が真っ盛りで、多くの参加者が試食しました。
小動物関係では、カエル類を観察できた他に、生きた「マムシ」とも出会うことができました。
15:30頃野外観察を終え、管理棟にて「秋の鳴く虫」のスライドを見ながらの解説が有り、定刻の16:00に解散となりました。今回は、例年の「スズムシのお土産」の他に、カブトムシの幼虫も希望者にお分けしました。
なお、今回はATV、NHKの取材があり、夕方のニュースで紹介されました。