「第4回森の広場市民観察会」が開催されました。事前には台風9号の影響が懸念されましたが、台風一過の晴天に恵まれ、絶好の観察日和となり、総勢50名が参加しました。当日は9:30から受付、10:00から開会式、10:30から野外観察、12:30に解散となりました。
開会式では主催者挨拶などの他、スライドを使った「観察が期待できるチョウ」についてのガイダンスが15分程行われました。また、「森の広場」の生物調査について、まだ調査継続中ではあるが、植物は400種以上が確認され、ゲンジボタルの生息も確認されたと報告がありました。最終的には昆虫や動物を含めて2,000種(菌類を除く)を超える生物の生息が予想される見通しとの説明が有りました。野外観察のグループ分けを行った後、それぞれの解説担当者と共にコースに出発しました。
今回の観察会は、晴天かつ気温も高かったために昆虫類の活動も活発で、ガイダンスで説明されていたチョウの多くが観察できました。植物は、ハンゴンソウをはじめ、30種以上の花が咲いていました。
解散の挨拶時、秋の観察会では恒例になりました「スズムシ」のおみやげの配布もありました。
午後には、共同参加している「薫風津軽地方句会」のメンバーによる句会も開催されました。
会場受付 | 生きている昆虫の展示 |
スライドを使ったガイダンス | 出発前の諸注意 |
野外観察へ出発 | ツリフネソウの花について説明中 |
◆ 管理棟にて展示した生きている昆虫
マダラスズ・カンタン・エンマコオロギ・アシグロツユムシ・コバネイナゴ・ヒメバッタ・クルマバッタモドキ・イボバッタ・オンブバッタ・ミカドフキバッタ・ヒシバッタ(以上11種)
※ この他、管理棟内に森の広場で撮影された植物や動物・昆虫類の写真が約100枚程展示され、野外観察の参考に利用されました。(一部は青森市西部市民館でご覧になれます。)